オルソケラトロジー

オルソケラトロジー

オルソケラトロジー（Orthokeratology）は　特殊なカーブデザインが施されたハードコンタクトレンズを装用することで角膜形状を変形して矯正し、主に近視などの眼科的屈折異常を治療する角膜矯正療法。
（オルソは矯正、ケラトは角膜、ロジーは学問・療法の意）略してオルソケー（Ortho-K）とも呼ばれる。
　従来の眼科的近視屈折手術と異なり非侵襲的であり、酸素透過性の高いコンタクトレンズを夜間装用することで角膜形状を矯正し、コンタクトレンズを外した後も一定期間裸眼視力を維持できることが大きな特徴である。
　本治療の技術は酸素透過性を高めたレンズ素材が基盤となっており、使用されるコンタクトレンズについてはアメリカ食品医薬品局 (FDA) でその安全性が認められたコンタクトレンズの使用が推奨されている。

（WIKIPEDIAより抜粋）

オルソケラトロジー１ コンタクトは視力矯正だけではない

コンタクトレンズの使用時間は短いほうが目への負担は軽くなります。
だからコンタクトを外しているときにはメガネ使用している人も多いはずです。
これでは，コンタクトの連続装用を避けても，常時，視力矯正器具を使っていることと同じで煩わしさに変わりありません。
 そこで「オルソケラトロジー」というコンタクトレンズを使用した視力回復法がよく話題にされています。
オルソケラトロジーという視力回復方法は，決められた時間（主に寝ているときなのですが）特別なコンタクトレンズを装着し視力回復してしまい，回復した視力のまま，日中を裸眼で十分過ごせるというものなのです。
 コンタクトレンズを使用したオルソケラトロジーの視力回復効果は，仮性近視人の場合には非常に効果があり，完全な視力回復の可能性があるようです。
間違って理解してはいけないことは，基本的には視力回復効果が維持できるわけではなく，コンタクトレンズの装着をやめてしまうと2カ月くらいで視力が元に戻ってしまいます。
 こういうオルソケラトロジーですが，これからは短い間だけコンタクトレンズを装着し，長期間の視力回復が実現可能であることから，視力回復法としてかなり期待できると言えるでしょう。